K-POP好きなら一度は耳にしたことがある「MAMA AWARDS」。
しかし毎年年末が近づくと話題になるのに、なんとなくふんわりしか知らない……という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、MAMA AWARDSの概要や歴史、賞の種類・歴代大賞の受賞者一覧・投票方法まで、K-POP初心者の方にもわかりやすく解説します。
推し活の総決算ともいえるこのイベントをもっと楽しむために、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
MAMA AWARDSとは?まず基本をおさらい
MAMA AWARDSとは、韓国のエンタメ企業・CJ ENMが主催する世界最大級のK-POPアワードです。
正式名称は「Mnet Asian Music Awards」で、日本語にすると「Mnetアジア音楽授賞式」。
「MAMA(ママ)」はその頭文字をとった略称です。
歴史は意外と長く、1999年にMnetの「映像音楽大賞」としてスタート。
2009年には「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(MAMA)」として生まれ変わり、K-POPのグローバル化とともに規模を拡大してきました。
そして2022年、K-POPの影響力がアジアを超えて世界中に広がったことを受け、「MAMA AWARDS」へとリブランディング。
「アジアの授賞式」から「世界的な音楽授賞式」へと、その名前とともに立ち位置も進化してきました。
過去には2PM・BIGBANG・EXO・BTS・NewJeans・SEVENTEENなど、時代を代表するアーティストたちが受賞しており、まさにK-POP史の歩みと重なるような授賞式です。
また2026年より、日本のLINE MUSICのストリーミングデータが「K-POP Artist Chart(仮称)」を通じてMAMA AWARDSの評価指標に反映されることが発表されました。
日本ファンの再生数がグローバル審査に公式に組み込まれる初の仕組みで、これまでの「韓国国内人気の反映」から「グローバルな複合指標型」へと拡大しつつあることが伺えます。
MAMAはほかの授賞式と何が違う?その特徴を3つ紹介
MAMAがほかの授賞式と一線を画す理由は、規模の大きさだけではありません。
世界各地を転々とする開催スタイルや、毎年話題を呼ぶ圧巻のパフォーマンス、そしてファンが審査に直接参加できる仕組み——この3つの軸が組み合わさることで、MAMAは単なる”表彰式”を超えた「世界規模の音楽の祭典」として成り立っています。
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう!
① 開催地が毎年変わるグローバルなイベント
MAMA AWARDSの大きな特徴のひとつが、開催地が固定されていないこと。
初期は韓国国内中心でしたが、2010年以降はマカオ・シンガポール・香港・ベトナム・日本など、アジア各地を転々としながら開催されてきました。
2024年はK-POP授賞式として史上初のアメリカ上陸を果たし、ロサンゼルスのドルビー・シアターと大阪の京セラドームをつなぐ2都市3日間のリレー生中継で約200カ国・地域に届けられました。
チケットは全席ソールドアウト、9万3千人以上の観客が会場を埋め尽くす大盛況ぶりでした。
2025年は、2018年以来7年ぶりに香港のカイタック・スタジアムで開催。
収容規模も約4倍に拡大し、グローバルK-POP授賞式としての存在感をさらに高めました。
② 豪華すぎるパフォーマンスが見どころ
MAMAは単なる表彰式ではありません。
毎年繰り広げられる豪華絢爛なパフォーマンスやサプライズコラボが圧巻で、世界中のファンがリアルタイムで熱狂する「音楽の祭典」として知られています。
2024年にはBRUNO MarsとROSÉによる「APT.」の初パフォーマンスが披露され、会場の熱気が一気に沸騰。
BIGBANGの再集結や普段は見られないグループ間のコラボステージなど、「MAMAでしか見られない瞬間」が毎年ファンの心に刻まれています。
パフォーマンス同様、見逃せないのがホストとプレゼンターの豪華さです。
授賞式の進行を担う「ホスト」には、チョン・ソミやパク・ボゴムなど、K-POPシーンを代表するアーティストや俳優が毎年起用されます。
また、各賞の発表を行う「プレゼンター」には、パク・ソジュン、ビョン・ウソク、チョン・ホヨンといった韓国を代表するトップ俳優が集結。
K-POPファンはもちろん、韓国ドラマ好きにとっても見どころ満載の顔ぶれが揃います。
③ ファンの投票が結果を左右する!
授賞式では、ファン投票・審査員評価・音源&アルバム販売量など複数の指標で総合的に受賞者が決定されます。
特に「FANS’ CHOICE」部門はファン投票が直接結果に影響する大賞として、毎年各ファンダムが注目しています。
推し活として参加できる絶好のチャンスです!

なぜMAMAはK-POPファンとアイドルにとって特別なの?
「なんとなく権威がある賞らしい」というのはわかっても、なぜそこまで重要視されるのかピンとこない方も多いかもしれません。
アイドル目線・ファン目線、それぞれの観点から掘り下げて解説します。
アイドルにとって|大賞(テサン)は「1年分の努力の結晶」
K-POPアイドルにとって、MAMAの大賞(テサン)はただのトロフィーではありません。
MAMAの審査は、音楽のデジタル成績・アルバムセールス・専門家評価・ファン投票という多角的な指標で構成されており、一時的な話題性だけでは獲れない仕組みになっています。
つまりテサンとは、その1年を通じて音楽・パフォーマンス・人気のすべてで結果を出したアーティストだけが受賞できる、いわば「年間MVP」の証。
授賞式での受賞スピーチで涙を流すアーティストが多いのも、それだけ重い意味を持つからです。
長い練習期間と過酷なスケジュールを経てつかんだ頂点が、世界200カ国にライブ中継される舞台で認められる——その瞬間はファンにとっても忘れられない景色になります。
さらにMAMAのテサン受賞は、K-POPアイドルの”格”を示す指標という側面もあります。
受賞は海外メディアやスポンサー・音楽業界からの評価にも直結します。
EXO→BTS→NewJeans・SEVENTEEN→G-DRAGONという大賞受賞の流れは、そのままK-POPの”時代の顔”の変遷を示しているとも言われています。
ファンにとって|推しを世界に証明できる場
MAMAがほかの授賞式と大きく異なるのは、ファンが審査に直接参加できる点です。
特に「FANS’ CHOICE」部門は純粋なファン投票で決まるため、推しへの愛を票に変えて、世界中のファンダムと競い合うこの投票シーズンは、K-POPオタクにとってまさに「推し活の総決算」です。
ハッシュタグ投票やMnet Plusアプリを使った毎日の投票、ファンアカウント同士で連携した組織的な活動など、MAMAの投票シーズンはファンコミュニティが最も活気づく時期のひとつ。
推しが受賞した瞬間の喜びを世界同時に分かち合えることも、MAMAならではの体験です。
また、レッドカーペットや授賞式当日のパフォーマンスも推し活の見どころ。
普段は見られないコラボステージやサプライズ演出が毎年話題を呼び、「ライブ配信を一緒に見る推し友オフ会」「受賞の瞬間をリアルタイムで叫ぶ」という、推し活ならではの喜びが詰まったイベントでもあります。
歴代大賞(テサン)受賞者一覧【過去10年】
MAMAの4大賞(Artist of the Year・Song of the Year・Album of the Year・Fans’ Choice of the Year)、過去10年分の受賞者をまとめました。
| 年 | Artist of the Year | Song of the Year | Album of the Year | Fans’ Choice of the Year |
|---|---|---|---|---|
| 2016 | BTS | TWICE「Cheer Up」 | EXO『Ex’Act』 | ー |
| 2017 | BTS | TWICE「Signal」 | EXO『The War』 | ー |
| 2018 | BTS | TWICE「What Is Love?」 | BTS『Love Yourself: Tear』 | BTS |
| 2019 | BTS | BTS「Boy with Luv」 | BTS『Map of the Soul: Persona』 | BTS |
| 2020 | BTS | BTS「Dynamite」 | BTS『Map of the Soul: 7』 | BTS |
| 2021 | BTS | BTS「Butter」 | BTS『BE』 | BTS |
| 2022 | BTS | IVE「Love Dive」 | BTS『Proof』 | BTS |
| 2023 | NewJeans | NewJeans「Ditto」 | SEVENTEEN『FML』 | BTS |
| 2024 | SEVENTEEN | aespa「Supernova」 | SEVENTEEN『SEVENTEENTH HEAVEN』 | Jimin(BTS) |
| 2025 | G-DRAGON | Rosé & Bruno Mars「APT.」 | Stray Kids『Karma』 | ENHYPEN |
この表を見ると、2016〜2022年はBTSがArtist of the Yearを7年連続受賞という圧倒的な時代が続いたことがわかります。
Album of the Yearも2018〜2022年は5連覇、またFans’ Choiceも2018年の新設から2023年まで6年連続と、BTSのK-POP史における絶対的な影響力が数字に表れています。
転換点となったのは2023年。
NewJeansが「Artist of the Year」と「Song of the Year」をW受賞し、”BTS以降”の新時代を象徴しました。
2024年はSEVENTEENが2冠を達成、2025年はG-DRAGONが返り咲きでArtist of the Yearを受賞するなど、世代をまたいだ顔ぶれが続々登場。
受賞の流れはそのまま、K-POPの”旬”を映す鏡です。
MAMAの賞にはどんな種類がある?
MAMAには最高位の「大賞(テサン)」をはじめ、グループ賞・新人賞・パフォーマンス賞など多彩な賞が設けられています。
賞の種類を知っておくと「なぜこのアーティストが話題になっているのか」「推しはどの部門を狙えるのか」がわかって、推し活の解像度がぐっと上がります!
それぞれの賞の意味と見どころを、ひとつずつチェックしていきましょう。
大賞(テサン)とは?
テサンとは韓国語で「大賞」を意味し、MAMAにおける最高位の賞です。
現在は以下の4部門が設けられています。
- Artist of the Year(올해의 가수상):その年を代表するアーティストに贈られる、最も権威ある賞
- Song of the Year(올해의 노래상):その年に最も輝いた楽曲に贈られる賞
- Album of the Year(올해의 앨범상):その年に最も優れたアルバムに贈られる賞
- Fans’ Choice of the Year(팬스 초이스 오브 더 이어):ファン投票のみで決まる唯一の大賞。ファンの熱量がそのまま結果に直結する
Artist of the Year(アーティスト・オブ・ザ・イヤー)
4大賞のなかでも最も権威があるとされる賞で、その年を代表するアーティストに贈られます。
審査はファン投票・音源成績・アルバムセールス・専門家評価など複数の指標を総合して行われるため、一時的な話題性だけでは獲れない”実力と人気を兼ね備えたアーティスト”だけが手にできる称号です。
受賞スピーチで涙を流すアーティストが多いのも、この賞が1年間の活動すべてへの評価である証。
K-POP界における”年間MVP”といえる存在です。
Song of the Year(ソング・オブ・ザ・イヤー)
その年にリリースされた楽曲のなかで、最も輝きを放った1曲に贈られる賞です。
デジタルストリーミング数・ダウンロード数・SNSでの話題性などが総合的に評価されます。
K-POPは楽曲の完成度はもちろん、MVやダンスの振り付けも含めてひとつの作品として評価される文化。
そのため「Song of the Year」の受賞曲は、その年のK-POPシーンを象徴する”時代の1曲”として語り継がれることも多く、プレイリストに入れておきたい名曲ぞろいです。
Album of the Year(アルバム・オブ・ザ・イヤー)
その年にリリースされたアルバムのなかで、最も優れた作品に贈られる賞です。
収録曲の完成度・コンセプトの一貫性・アルバム全体としての世界観など、楽曲単体では測れない”アーティストの表現力”が評価されます。
K-POPにおいてアルバムはただの曲集ではなく、ビジュアル・衣装・世界観がすべて統一された総合芸術作品。
Album of the Yearの受賞作は、そのアーティストの代表作として長く愛され続ける傾向があります。
Fans’ Choice of the Year(ファンズ・チョイス・オブ・ザ・イヤー)
4大賞のなかで唯一、ファン投票のみで受賞者が決まる賞です。
審査員や音楽成績は一切関係なく、世界中のファンが投じた票数がそのまま結果に直結します。
Mnet Plusアプリでの毎日投票やXのハッシュタグ投票など、ファンが一丸となって動く投票シーズンはK-POPコミュニティが最も盛り上がる時期のひとつ。
「推しへの愛を数字で示せる」唯一の大賞として、ファンにとって特別な思い入れがある賞でもあります。
その他の主要な賞
テサン以外にも、MAMAにはさまざまな賞が設けられています。
- Best New Male / Female Artist(新人賞):K-POP界の登竜門ともいえる賞。受賞はアーティストの「本格デビュー」を世界に示す意味を持ちます
- Best Male / Female Group:その年に最も活躍した男女グループへ贈られる賞
- Best Male / Female Artist:グループではなくソロアーティストとしての活躍を評価する賞
- Best Choreography:2024年に新設された、ダンスパフォーマンスを評価する賞。aespaのSupernovaが初受賞
- WORLDWIDE KCONERS’ CHOICE:CJ ENMが主催するK-POPイベント「KCON」と連動した、グローバルファンが投票する賞
推しに投票しよう!MAMA AWARDSへの参加方法
MAMAの魅力のひとつは、ファンが審査に直接参加できること。
「推しに受賞してほしい!」という気持ちを、票という形で届けられるのがMAMA投票の醍醐味です。
方法さえわかれば誰でも簡単に参加できるので、投票シーズンが始まったら迷わず動けるよう、仕組みをしっかり押さえておきましょう!
ファンが投票できる部門は?
MAMAでファン投票ができるのは主に「FANS’ CHOICE」部門です。
投票は1次・2次に分けて行われ、毎年10〜11月頃に開始されます。
上位に入ったアーティストが授賞式での受賞候補となるため、推しを受賞に導くためにはこの期間の活動が重要です。
投票方法は2つ
① Mnet Plusアプリで投票
Mnet公式アプリ「Mnet Plus」から、FANS’ CHOICEの投票ページにアクセスして投票します。
男女それぞれ最低1組〜最大3組を選んで投票が完了、1端末につき1日1回まで有効です。
アプリ自体は無料でダウンロードできます。
② X(旧Twitter)のハッシュタグ投票
公式ハッシュタグ(例:#2025MAMAVOTE とアーティスト名)を含む投稿をXにアップロードすることで投票になります。
1アカウント1日1回のみ有効で、リポストでもカウントされます。
投票時の注意点
- 鍵アカウント(非公開)からの投稿は無効になります。投票期間中は公開設定にしておきましょう
- 1つの投稿に複数のアーティストをタグ付けすると無効になる場合があるため、1投稿1アーティストが原則です
- 不正ツールを使った投票は検出・無効化されるので、正規の方法で参加しましょう
MAMAを視聴するには?日本からの見方
日本でMAMA AWARDSを視聴するには、主に以下の方法があります。
- Mnet Smart+(有料):スマホ・タブレット・PCから視聴可能。生配信&見逃し配信に対応
- CS放送 Mnet(有料):テレビで視聴したい方向け。字幕版も放送されることが多いです
また、過去のMAMAはMnet SmartやYouTubeのMAMA公式チャンネルでアーカイブが見られることもあるので、気になる年の授賞式を遡って楽しむのもおすすめです♡
まとめ
MAMA AWARDSは、K-POPアイドルにとって「1年分の努力が評価される最高の舞台」であり、ファンにとっては「推しを世界に証明し、応援を直接届けられる場」です。
豪華なパフォーマンス・ドラマチックな受賞シーン・ファン投票の熱い戦い——この3つが揃ったMAMAは、推し活の”年間行事”としてぜひ押さえておきたいイベントです。
毎年10〜11月頃に投票が始まり、11〜12月に授賞式が開催されるのが恒例のスケジュールです。
あなたの投じた1票が、あの感動の受賞スピーチにつながっています!
推しがノミネートされたら、ぜひ積極的に投票に参加してみてくださいね。