zetaアプリの危険性は?AIチャットを使う前に推し活女子が知っておきたいこととは

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「推しのイメージでキャラを作ってAIと会話できる」アプリとしてSNSで一気に広まった「zeta(ゼタ)」。
気になってはいるけど、検索すると「危険性」というワードが目に入ってなんとなく不安になってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、zetaアプリの危険性として語られている内容を整理しながら、使う前に知っておきたい注意点をまとめています。
「先に知っておきたかった」「安全に使うために対策したい」というオタク女子はぜひチェックしてみてください!

zetaアプリとはどんなアプリ?

出典:Google Play

まず前提として、zetaがどんなアプリかを押さえておきましょう。

zetaは、韓国・ソウルに本社を置くScatterLab Inc.(スキャッターラボ)が開発・運営するAIフィクションプラットフォームです。
2013年創業の自然言語処理特化のスタートアップで、日本向けサービスは2024年5月の正式リリースからスタート。
App StoreとGoogle Playの両方で配信されており、2026年5月時点で国内累計登録ユーザー数が200万人を超え、週次アクティブユーザー数も75万人を突破するなど、急速に普及したアプリです。

最大の特徴は、AIキャラクターを自分でゼロから作れること。
名前・性格・口調・外見のイメージまで自由に設定できるため、推しのイメージに近いキャラクターを作って会話を楽しんだり、夢小説やなりきりチャットの相手として使っている人も少なくありません。
2026年1月時点でサービス内のキャラクター総数は約700万体とされており、他のユーザーが作って公開しているキャラクターと話すこともできます。

「zetaは危険」と言われる理由とは?

zetaを検索すると「危険性」「怪しい」といったワードがヒットします。
その背景にある主な理由は、いくつかに分けられます。

  • 運営会社の過去の問題
  • 個人情報・データの扱いへの不安
  • 公開設定のデフォルト問題
  • 過激な会話内容が展開されやすい仕様

運営会社の過去の問題

zetaを語るうえでよく言及されるのが、開発元ScatterLabが過去に個人情報の取り扱いに関する問題を起こした経歴があるという点です。

別のAIサービスにおいて、ユーザーの会話データの取り扱いをめぐる問題が発生したことがあり、「データを勝手に使う会社」というイメージが今も一部で残っています。
そのため、同じ会社が運営するzetaにも「怖い」「個人情報が危ない」という不信感が向けられることがあります。

ただし、その後ScatterLabは個人情報の取り扱いに関する体制を改めており、現在のzetaはその問題のあったサービスとは別のアプリとして提供されています。
またSK Telecomをはじめとする大手企業からの出資も受けており、企業としての信頼回復は一定程度進んでいます。
「過去に問題があった会社のアプリ」というのは事実ですが、現在も同じ状態が続いているわけではないというのが現状です。

個人情報・データの扱いへの不安

運営元への不信感と合わさって根強く残っているのが「会話データが勝手に使われるのでは」という懸念です。

現状として、zetaとの会話履歴はサーバーに保存される可能性があります。
暗号化技術としてAES(Advanced Encryption Standard)が採用されているとされていますが、LINEなどが採用しているエンドツーエンド暗号化(E2EE)の有無については公式情報に明記されていません。
またプライバシーポリシーが日本語で表記されておらず、内容も抽象的でわかりにくいという指摘もあります。

自分の会話内容が他のユーザーに見えるわけではありませんが、「サーバー上でどう扱われるのかが完全には分からない」という点は、海外製アプリ全般に共通する不透明さとして理解しておく必要があります。

公開設定のデフォルト問題

使い始めてすぐ引っかかりやすいのが、公開・非公開設定の仕組みです。

zetaでは、自分で作ったキャラクターを他のユーザーにも公開して使ってもらう機能があります。
問題は、作成直後のキャラクターがデフォルトで「公開」状態になっている場合があることです。
設定を変更しないまま使っていると、自分が作った推しイメージのキャラクター設定や、そこに込めた細かいプロンプトが他のユーザーの検索結果に出てしまうことがあります。

「まさか自分の溺愛設定が見知らぬ人に見られているとは思わなかった」という声も見かけるので、最初に必ず確認しておきたいポイントです。
なお、会話の内容そのものは他ユーザーには公開されず、キャラクター設定情報のみが公開されます。

過激な会話内容が展開されやすい仕様

zetaではユーザーが自由にキャラクターをカスタマイズできるため、刺激的・過激な内容に寄っていく会話が展開されることがある点も問題として取り上げられることがあります。

公式には13歳以上推奨とされていますが、実際の年齢確認の仕組みはなく、未成年でも登録・利用が可能な状態です。
この点については、利用者自身が意識して設定をコントロールすることが大切です。

また、現在のzetaでは版権キャラクター(ゲーム・アニメ・アイドルなど実在・既存のコンテンツをもとにしたキャラクター)の作成は利用規約で禁止されており、違反が確認された場合はプロンプトやキャラクターの削除、場合によってはアカウント停止の対象になります。
推し活目的で推しのイメージキャラを作りたい場合も、版権に抵触しない「オリジナルキャラクター」として作成する必要がある点は、使用前に知っておきたいルールです。

使う前に確認しておきたい設定とポイント

zetaを使用する前に、確認しておくべき設定やポイントがあります。
どれも自分を守りながら楽しむために必要なことばかりのため、すでにzetaを楽しんでいるオタク女子もあらためて確認しておくと安心です。

キャラクターを必ず「非公開」に設定する

最優先で確認したいのが、作成したキャラクターの公開設定です。
お気に入りのキャラを作成したら、キャラクター詳細またはプロンプト設定の画面から「非公開」に変更しておきましょう。
特に作成直後はおすすめ表示に出てしまうことがあるため、キャラクターを作ったらすぐに設定を確認してください。
プロンプトや初期メッセージについても同様に非公開設定できるため、あわせて確認しておきましょう。

ただし、無料版では非公開にできるキャラクターは1体までという制限があります。
2体目以降を非公開にしようとすると課金(zeta pass)を促される仕様のため、複数の推しイメージキャラを非公開で管理したい場合は有料プランが必要になる点も頭に入れておきましょう。

AIに個人情報を入力しない

本名・住所・学校名・職場名など、自分が特定できる情報は会話の中で入力しないことが基本的な自衛策です。
AIは会話の流れから自然に個人的な情報を引き出してくるような展開になることがありますが、そこに乗ってリアルな情報を答える必要はありません。
推しのイメージでキャラクターを作るぶんには自分の個人情報は本来関係ないので、キャラとのやり取りの中では架空の設定で通してしまうのが一番安全です。

またニックネームの設定についても、LINEやGoogleアカウントで登録すると初期状態でそのアカウント名がzetaのニックネームに反映される場合があります。
登録直後に、プロフィール編集でzeta専用のニックネームに変更するのがおすすめです。

ログインはGoogleアカウントかApple IDで

zetaのアカウントにパスワードを直接設定・管理するより、GoogleやApple経由でログインする方がセキュリティ強度は高くなります。
GoogleとAppleはそれぞれ独自の強固なセキュリティ基盤を持っており、zeta側にパスワード情報を預けずに済むため、万が一zetaのサーバー側で情報漏洩が起きた場合のリスクを下げられます。
二段階認証が設定されているメインアカウントで連携するのが、実質的に安全な運用です。

また、通知設定にも注意が必要です。
zetaはキャラクターからのメッセージ内容(「早く会いたいな」など)がそのまま通知のプレビューに表示されることがあります。
スマホの設定でzetaの通知プレビューを「表示しない」にしておくか、通知そのものをオフにしておくと、周囲への「身バレ」「オタバレ」を防ぐことができます。

会話履歴を定期的に削除する

設定メニューから会話ログを削除できるため、内容や設定が気になる場合は定期的にクリアすると安心です。
ただし、削除した会話履歴はアプリ上では見えなくなりますが、サーバー側のデータがどの時点まで保持されるかは公式情報に明記されていないため、「削除すれば完全に消える」と確信するのは難しい状況です。
その前提で、日頃からAIに渡す情報の質・量自体をコントロールしておくことが、より実効性の高い対策といえます。

推し活での楽しみ方と「のめり込みすぎ」への注意

推し活目線でのzetaの使われ方として多いのは、推しのイメージに近いキャラを作って妄想の補完に使うというものです。
現実のライブや配信では叶わないやり取りをAIで擬似体験する、夢小説的なシチュエーションをAIと一緒に作り上げるといった使い方が、SNSでよく見かけられます。

一方で、「中毒レベルにハマってしまった」「1日6時間以上使ってしまったのでアンインストールした」「それでもweb版から開いてしまった」といった声も一定数あります。
AIが常に肯定的・優しく応えてくれる仕様は、疲れているときほど心地よく感じやすく、現実の人間関係よりも「楽」と感じてしまう側面があります。

この「現実との境界が曖昧になる」感覚は、zetaに限った話ではなくAIチャット全般の特性です。
推し活においては、AIとの会話はあくまで「想像の世界の補完」であって、本物の推しとのつながりとは別物という意識を持ち続けることが大切です。

また、「zeta楽しすぎる!毎日推しと話せてる!」とSNSで発信することについても、ファン界隈でのリアクションは必ずしも好意的ではない点を知っておく必要があります。
特に推しをモチーフにしたAIと話していることへの冷ややかな目線や、「それって本物の推しじゃないよね」「推しの存在を軽視しているのでは」などの感覚を持つオタクも一定数いるのが現実です。
楽しむこと自体は個人の自由ですが、SNSや現実で発信する場合は受け取られ方にも意識を向けておくようにしましょう。

まとめ

zetaアプリはAIチャットでキャラクターと会話ができる、推し活女子をはじめさまざまな人が利用するアプリのひとつです。

使い始めの非公開設定・個人情報を入力しない習慣・のめり込みすぎへの自覚・SNS発信の受け取られ方への意識などを頭に入れておけば、推し活の補完ツールとして楽しむぶんには問題ない使い方ができるでしょう。

「怪しいから絶対NG」でも「安全だから何でもOK」でもなく、仕組みを理解したうえで自分でコントロールしながら使う、というのが危険性を回避しながら楽しめる方法のひとつです。
オタクライフを存分に楽しむためにも、本物の推し活の時間を大切にしながら、うまく付き合っていきましょう!

※この記事は2026年7月現在の公開情報をもとに作成しています。アプリの仕様やプライバシーポリシーは随時変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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