推し活女子の皆さん、大切なトレカや推しの写真をもっと可愛く飾りたいと思いませんか?
最近SNSで話題の硬質ケースデコは、シンプルな硬質ケースをリボンやレース、パールなどで華やかにデコレーションする推し活の新定番です。
でも「材料は何が必要?」「不器用でも作れる?」「どんなデザインが人気?」など、初めての方には分からないことが多いですよね。
この記事では、硬質ケース デコの基本から応用まで、100均で揃う材料と簡単な作り方を詳しくご紹介します。

推し色に合わせた可愛いデザイン例も豊富に掲載しているので、きっとお気に入りのスタイルが見つかるはずです。
目次
硬質ケースデコとは?推し活での魅力を解説
硬質ケースデコとは、プラスチック製の透明なカードケース(硬質ケース)にリボンやレース、シールなどを貼り付けて装飾することです。
推し活女子の間で人気が急上昇している理由は、大切なトレカや推しの写真を保護しながら、自分だけのオリジナルデザインで楽しめる点にあります。
硬質ケースは曲げに強く、トレカを傷や汚れから守ってくれる実用性と、デコレーションによる可愛さを両立できる優れものです。
特に推しカラーに合わせてカスタマイズできるため、推し活グッズとしての特別感も演出できます。
硬質ケースデコの基本サイズ
硬質ケースには主に以下のサイズがあります。
サイズ | 内寸(縦×横) | 適用カード |
---|---|---|
B8 | 67×94mm | レギュラートレカ、ぱしゃこれ |
B7 | 93×131mm | L判写真、ブロマイド、ジャニーズ公式写真 |
A6 | 105×148mm | ポストカードサイズ |
最も人気が高いのはB8サイズで、一般的なトレカにぴったりフィットします。
硬質ケースデコに必要な材料一覧【100均で全て揃う】
硬質ケースデコは、100均の材料だけで十分可愛く仕上がります。
以下に必要な材料をまとめました。
基本材料
- 硬質ケース(B8またはB7サイズ)
- 両面テープ(リボンの幅に合わせて選択)
- 手芸用ボンド(透明タイプ推奨)
- グルーガン(大きなパーツ用)
- はさみ
デコレーション材料
リボン・レース系
- サテンリボン(幅10mm〜20mm)
- オーガンジーリボン(透明感のある仕上がりに)
- レーステープ(上品な印象を演出)
- フリルテープ(ゴージャスな仕上がりに)
シール・パーツ系
- 丸シール(大小様々なサイズ)
- パールシール(エレガントな印象)
- ラインストーンシール(キラキラ感をプラス)
- 立体的なチャーム(王冠、星など)
特殊材料
- ホイップクリーム(ダイソー製、スイーツデコ風に)
- デコレーションテープ
- マスキングテープ
材料購入のコツ
- ダイソー
ビーズ、基本的なリボン、ホイップクリーム - セリア
チャーム、宝石風シール、豊富なカラーのリボン - キャンドゥ
薄めのシール、デコレーションテープ
それぞれの100均で得意分野が異なるため、複数店舗を回ると選択肢が広がります。
硬質ケースデコの基本的な作り方【初心者向け】
初心者でも失敗しない、基本的な硬質ケースデコの作り方を3つのレベルに分けて解説します。
レベル1:シールデコ(所要時間:10分)
最もシンプルで失敗しにくい方法です。
必要な材料
- 硬質ケース
- 丸シール(推し色)
- ラインストーンシール
作り方手順
- 写真をケースに入れる
推しの写真をスリーブに入れてから硬質ケースに挿入します。 - シール配置を決める
硬質ケースの上に実際にシールを置いて、バランスを確認します。 - シールを貼る
端から中央に向かって空気を抜きながら丁寧に貼ります。
気泡が入った場合は、爪楊枝で小さな穴を開けて空気を抜きます。 - はみ出し部分をカット
ケースからはみ出したシールをはさみで綺麗にカットします。
レベル2:リボンデコ(所要時間:30分)
フレーム状にリボンを貼る、人気の高いデザインです。
作り方手順
- リボンのサイズを測る
硬質ケースの縦横に合わせて、縦2本・横2本分のリボンをカットします。
少し長めに切っておくと調整しやすくなります。 - 両面テープを貼る
カットしたリボンの裏面に両面テープを貼ります。
リボンの幅に合った両面テープを使用するのがポイントです。 - リボンを接着
硬質ケースのふちに沿って、横2本→縦2本の順番で貼り付けます。
角の重なり部分は、斜めにカットすると綺麗に仕上がります。 - 仕上げ
余った部分をカットし、四隅のほつれ防止にボンドを薄く塗ります。
レベル3:フリル・パールデコ(所要時間:60分)
豪華で立体感のある上級者向けデザインです。
作り方手順
- レースを接着
グルーガンを使ってケースの周囲にレーステープを貼ります。
グルーガンは高温なので、火傷に注意してください。 - リボンを重ねる
レースの上に細めのリボン(10mm)を両面テープとボンドで二重接着します。
仮止め→本接着の順番で行うと失敗が少なくなります。 - パーツを配置
パールやビーズなどの装飾パーツをボンドで接着します。
取れないよう、思っているより多めのボンドを使用しましょう。 - 乾燥・仕上げ
24時間程度乾燥させて完成です。
【人気デザイン別】硬質ケースデコアイデア集
推し活女子に人気の硬質ケースデコのデザインを、テイスト別にご紹介します。
量産型・ガーリーデザイン
特徴
ピンクとホワイトを基調とした甘いデザイン
- ピンクのサテンリボン
- 白レース
- パールシール
- ハート型チャーム
推しカラー対応:ピンク、白、赤系の推しにおすすめ
クール・モノトーンデザイン
特徴
黒・白・シルバーでまとめたスタイリッシュなデザイン
- 黒のサテンリボン
- シルバーのラインストーン
- 透明パーツ
- 星型チャーム
推しカラー対応:黒、白、青、紫系の推しにおすすめ
ホイップデコデザイン
特徴
スイーツのような立体的で可愛いデザイン
- ダイソーのホイップクリーム
- パステルカラーの着色料
- 小さなパーツ(ビーズ、チャームなど)
推しカラー別デザイン例
赤色推しの場合
- 赤のサテンリボン + ゴールドパーツ
- 深紅のベルベットリボン + パール
青色推しの場合
- 水色のオーガンジーリボン + シルバーパーツ
- ネイビーリボン + 星型チャーム
緑色推しの場合
- 明るいグリーンのリボン + ゴールドパーツ
- 深緑のリボン + 自然系チャーム
紫色推しの場合
- ラベンダーカラーのリボン + パール
- 濃紫のベルベットリボン + クリスタルパーツ
シーズン別デザイン
- 春デザイン
パステルピンクとイエローグリーンの組み合わせに、桜や花型のチャームをプラス - 夏デザイン
水色とホワイトベースに、貝殻や星型のクリアパーツを配置 - 秋デザイン
オレンジとブラウン系のリボンに、落ち葉モチーフのチャーム - 冬デザイン
シルバーとホワイトベースに、雪の結晶や星型のキラキラパーツ
硬質ケースデコを長持ちさせるコツと注意点
せっかく作った硬質ケースデコを長く楽しむための重要なポイントをご紹介します。
接着のコツ
適切な接着剤の使い分け
- 両面テープ
リボンなどの面積が広いパーツ - 手芸用ボンド
小さなビーズやパール - グルーガン
レースや大きめのチャーム
接着強度を高める方法
- 表面の清掃
接着前にケース表面の汚れや油分を除去 - 適量使用
ボンドは「思っているより多め」が基本 - 圧着時間
しっかりと30秒以上押さえる - 乾燥時間
24時間は触らずに放置
取り扱い注意事項
避けるべき行為
- 無理な力を加える
パーツが取れる原因になります - 水濡れ
接着力が弱くなる可能性があります - 高温環境
グルーガンで接着したパーツが溶ける恐れがあります - 頻繁な開閉
ケースの開閉時に装飾が引っかかることがあります
保管方法
- 直射日光を避けた場所で保管
- 他のグッズと重ねて保管する際は、装飾部分にクッション材を挟む
- 湿度の高い場所は避ける
メンテナンス方法
日常のお手入れ
- 柔らかい布で優しく汚れを拭き取る
- 細かい部分は綿棒を使用
- アルコール系の清拭剤は避ける
パーツが取れた場合の対処法
- 取れたパーツと接着面を清掃
- 新しい接着剤で再接着
- 同じパーツがない場合は、類似のパーツで代用
硬質ケースデコの活用方法とアレンジアイデア
完成した硬質ケースデコは、様々な場面で活用できます。
推し活での活用シーン
ライブ・イベント時
- 痛バッグの装飾:バッグに付けて推しアピール
- 交換用グッズ:他のファンとの交流ツール
- 記念撮影:SNS映えする推し活グッズとして
日常使い
- デスク装飾:勉強や仕事のモチベーションアップ
- 持ち歩き用:推しをいつでも身近に感じられる
- プレゼント:推し友への手作りギフト
アレンジアイデア
- キーホルダー化
硬質ケースにキーホルダー用のチェーンや紐を取り付けて、バッグチャームとして使用 - マグネット化
裏面にマグネットシートを貼って、冷蔵庫や金属面に飾れるように - スタンド化
小さな三角形の支えを裏面に付けて、自立できるスタンドタイプに - 複数連結
同じデザインで複数作成し、リボンやチェーンで連結してガーランド風に
よくある失敗と対策方法
初心者がやりがちな失敗パターンと、その対策をまとめました。
接着関連の失敗
Q
パーツがすぐ取れてしまいます。
A
接着剤の量が少ない、乾燥不足が原因です。
- ボンドは気持ち多めに使用
- 最低24時間は乾燥させる
- 接着面の油分をしっかり除去
Q
気泡が入ってしまいます。
A
シールを一気に貼ったことが原因です。
- 端から少しずつ貼る
- 指の腹で空気を押し出しながら貼る
- 気泡ができた場合は針で小さな穴を開ける
デザイン関連の失敗
Q
バランスが悪く見えます。
A
パーツの配置を考えずに貼ることは避けましょう。
- 貼る前に実際に置いて確認
- 写真を撮って客観的にチェック
- シンプルから始めて徐々に複雑にする
Q
推しカラーと合いません。
A
推しの衣装や髪色を考慮していないからかもしれません。
- 推しの代表的な衣装の色を参考にする
- 寒色系・暖色系で統一する
- 迷ったら白やシルバーなど無難な色を選ぶ
作業効率の改善
- 材料の事前準備
必要な材料を全て手の届く範囲に配置してから作業開始 - 作業環境の整備
明るい場所で、汚れても良い作業台を用意 - 時間配分
初回は時間に余裕を持って、焦らず丁寧に作業
硬質ケースデコで推し活をもっと楽しもう
硬質ケースデコは、100均の材料だけで始められる手軽な推し活の楽しみ方です。
シンプルなシールデコから本格的なホイップデコまで、自分のスキルレベルに合わせて楽しめるのが魅力です。
推し色に合わせたオリジナルデザインで、世界に一つだけの推し活グッズを作ってみませんか?
この記事でご紹介した作り方とデザインアイデアを参考に、ぜひ素敵な硬質ケース デコに挑戦してみてください。
きっと推し活がもっと楽しくなるはずです!

推し活ライフをより充実させる硬質ケースデコで、大切な推しとの時間をもっと特別なものにしてくださいね!